半月板損傷をきっかけに坐骨神経痛発症
公開日:2026年08月27日
更新日:2026年08月30日
今年の4月末に60代半ばの女性が来院されました。
もともと左膝に変形性膝関節症があり、1月末に歩行中に「パキッ」と音がしたので病院で受診をされました。
病院では半月板の部分損傷と診断されました。
かばいながら生活をしていたところ、2月の初旬に腰から下肢への強い痛みと痺れが出現しました。
病院で脊柱管狭窄症と診断されて痛み止めなどのお薬を処方されました。
3月に入り痛みは体感2割ほど減ったものの、そこから改善が見られず、日常生活に支障があり当院への来院となりました。
初診時の症状としては、じっとしていても痛みがある、階段昇降時の痛み、平地でも10分以上は痛みで歩けない、手を挙げて上体を反らすと痛むなどでした。
膝自体は違和感は有るものの、痛みは無い状態でした。
長く歩けないのは間欠性跛行(かんけつせいはこう)といって、脊柱管狭窄症の象徴的な症状です。
おそらく、急に狭窄症になったのではなく以前からあったものの軽度のため無症状だったのが、かばう姿勢や体の使い方が続いたことによって神経痛が出たものと考えられます。
施術が終わりセルフケアの仕方をお伝えしてその日は終わりました。
1週間後に2度目の来院をされ様子を伺うと、初診当日は調子良かったものの、翌日は少し痛みが強くなり安静気味に過ごされたということでした。
しかしその後痛みがやわらぎ、来院時の状態としては、腰の痛みは無くなり手を挙げても大丈夫で、下肢のしびれは範囲が狭くなって、太ももにサポーターをすれば楽に歩けるようになっていました。
階段も降りる方は痛みが出なくなったとおっしゃいました。
その後施術を重ね、本人のセルフケアの努力もあいまって順調に回復し、1か月半後には30分歩いても、もも裏が突っ張るだけで痛みもなく日常生活に支障がないということで施術終了となりました。
この方のように短期間でスムーズに回復するケースというのは決して多いとは言えませんが、何歳になっても回復する力はあるので現在お悩みの方はご相談ください。


